マルチグリドルパン用 名栗加工グリップの開発風景

こんにちは!

今日はGRANDOORの商品開発の過程について

間もなく販売開始予定となるマルチグリドルパン用のウォールナットグリップを例に説明させて頂きます

皆さんがご購入頂いている商品がどのような過程で開発されて、作られているか知ってもらえればうれしいです。

GRANDOORでは商品開発の源はお客様のニーズをしっかりとくみ取り、それを最適な形で御提供することだと思っております。

ですので開発といってもまず最初にすることはお客様の声を聞くことです。

当社では定期的にお客様のニーズを確認するために、定量的なデータと定性的なデータの両方を分析して商品開発に活かしています。

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定量データというのは、GRANDOOR商品を購入頂いているお客様がどの年代に多く、どんなキャンプスタイルを好み、どの位の頻度でキャンプに行っているか?等の数値化しやすいデータです。

定性データはお客様1人1人に丁寧に深く本音をお聞きする形で潜在的なニーズや課題を探っていく分析手法です。

公式LINEや個別のインタビュー等を通して、お客様がどのような商品をもとめているのかを分析し、商品開発に反映させています。

基本的な開発方針が決定すると開発部でラフ図面を作成します。

図面は製品作りの重要な要素なので一回描いて終わりということではなく、そこから何度も修正、改良を加えてより良い商品へとブラッシュアップさせていきます。

2D図面と同時に3D図面も作りマルチグリドルパンとのはめ合いや様々な角度からの調整を行います。

ウォールナットグリップの開発の際は実際に付属品として最もニーズの高かったグリップを開発することにし、実際にサンプル品を使っていただいた上でお客様から課題や反応をお聞きして改善を繰り返していきました。

材料選定では木の特性と使用用途を踏まえたうえで熱変化が少なく、強度のあるウォールナットを選びました。

木製グリップと製品との勘合は使用の際に重要になるので何種類も試作を行い、取り外しがしやすく、しっかり固定できる設定にしました。

質感を高めるためにオイルステイン加工を施し、使う方の満足感と料理との調和を最大限引き出せるように考えています。

マルチグリドルパンに一番合う質感の高い名栗加工グリップに仕上がりましたので是非マルチグリドルパンと一緒に使ってみてほしいです

 

※販売日程等の詳細は追ってご案内させて頂きます

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